ナマラマナ

FREAKS フリークス 能力者たちのナマラマナのレビュー・感想・評価

3.0

なんとも切なく悲しい映画だった。
子供に外の世界には悪い人がいるからと脅してとどめておくのも幼稚園児くらいが限界だと思う。
父親に監禁状態で保護されていたクロエちゃんは7歳だもの。
外の世界に興味を持つのは当たり前。
いつも家の前に泊っている移動アイスクリーム屋さんの車。気になるよねー。
父親が寝ている間にその車に近づいてしまったことからストーリーが動き出します。
能力者に対して非能力者が示す反応にも頷ける。未知のものや事に畏怖を抱くのは当たり前だもの。
でもそこから少しずつ理解して理解して、能力者も一般人に溶け込めるよう努力していけば、なんとななるんじゃないだろうか。
怖いのは悪の心を持つ能力者。あーーでも非能力者の世界にもいるしね。
隔離したり処刑なんてそこまで必要ないと思うのは甘い考え方なんだろうか。とか考えてしまいました。
処刑されようとしていた母親を救出することはよかったけれど。
人を躊躇なく殺すのは・・・やっぱりどうかと思う。
ま、クロエの場合、まだどんな能力があるのか父親も把握していなかったし、そこからの教育をする時間がなかったもんね。

ま、あの母親とクロエの能力があれば生きていけるでしょう。
ナマラマナ

ナマラマナ