ザ・ハントのビームのネタバレレビュー・内容・結末

最高

どうなるかわからない進行と展開、大義を得た一方的な暴力が楽しかったー。
グロいチープなくせに説教くさい映画かと思って見始めてたけど、ベン・アフレックもどきが死に、爆発で上半身だけになった女があっさり殺してって言った時に、あ！死が軽いエンタメだ！って気付かされる。

クリスタルのキャラクターがすごい。なにあのキャラ。優しい行動を取るんだけど、暴力は息をするように自然。シュワルツェネッガー顔で目がマジなままギャグなんだか笑ってるんだかな変顔をしながら戦い、何もない道中でも目はマジなまま何か食ってるのか口をモゴモゴさせている。サイコパス〜！
女性の華やかさとか優しさが無いどころか、人としての弱さすら感じなかった。隙がなく最強。最高。

あとダメージ表現に関してすごい納得した。
肩や腹や足が一瞬で貫かれた場合、部位ダメージは負えど、血が抜けてなかったり怪我に意識が向いてないうちは元気だろっていっつも思ってた。だからハキハキ喋れたり怪我してない部分は通常のように動いてるのをみてめっちゃ感情移入できた。
一方、打撃では徐々にぐったりしていくのとか、そうだよね！って納得。
軍人マッチョってどんなに殴られても無敵に描かれがちだけど、関節技はきまるし、ちゃんと頭部へのダメージは通るし、体格差があっても不自然に勝たないところとか超いい。アクションよかったなー！


いやー楽しかったー。最後まで見て、イコライザーと同じ舐めてた相手が最強だった映画だと気づく。大好きです。