SYU

シャン・チー/テン・リングスの伝説のSYUのレビュー・感想・評価

3.0
2021/09/04
2021年77本目(劇場23本目)
デスティン・ダニエル・クレットン
シム・リウ
オークワフィナ
and トニー・レオン


【Hotel California】

1000年に渡り世界中に暗躍してきた秘密結社「テン・リングス」、その首領の息子である主人公が、自らに課せられた使命を知ったとき、父との宿命の対決、やがて世界の命運をかけた戦いに挑んでいく様を描く、MCU最新作。

アイアンマンシリーズの中で敵役として登場していたテン・リングスの全貌が明かされるとともに、新たなマーベルシリーズの始まりを告げる作品。

のっけからのワイヤーアクションのようなカンフーシーンは「グリーン・ディステニー」を彷彿とさせる美しさで、なんか懐かしく思ってしまった他、終盤のある展開は個人的に「まんが日本昔ばなし」のオープニングを思い出していました。

中盤のドラマシーンが少し長いかなと感じたのは残念ですが、後半にはあのビックネームのアジア女優も登場し嬉しくなった。

主人公の友人を演じたオークワフィナ、どこかで見た気がすると思っていたら「オーシャンズ8」の人でした、コメディセンス溢れる演技が楽しかった、どうやら続編にも出そうな勢いで期待が持てます。

クライマックスの戦いは今までのMCUとは少し毛色が違う感じで戸惑ったが、まずは、いよいよ新たなMCUシリーズが本格的に始まったのが嬉しい一本、恒例のオマケ映像にもワクワクしてしまいました。

"やれ、脛かじり"
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