ソー：ラブ＆サンダーのブランクのネタバレレビュー・内容・結末

監督の作風が強くなりすぎてしまったと思う。
面白いか面白くないかで言えば普通に面白いんだけどタイカワイティティ監督のコメディ調のおちゃらけた雰囲気が緊迫したシーンまでしっかり行き渡ってしまったせいでそういったシーンの緊張感がゼロでこれはこれでいいんだけど、せっかくクリスチャン・ベールがヴィランをやってくれたのにこれではあまりヴィランの魅力も感じず終始コメディ映画を見ている雰囲気だった。
ジェーンの再登場とマイティーソー＝ジェーンフォスターだったことには驚いたし、復活したムジョルニアを懐かしんでるソーに嫉妬をするストームブレイカーはなんか可愛かったけど一線超えるとヤンデレ領域でヤバそう笑
ゴフの娘はクリヘムの娘さんだったんですね。どうりで最後のシーンはなんか息ぴったりというかめちゃくちゃ普通なシーンだったわけです。
何となくこういった作風ならソーよりむしろヴァルキリーさんの方が合ってそうだと思いました。ヴァルキリーの単独映画で監督がタイカワイティティならおそらくかなりの傑作が仕上がると思います。
エンドクレジットでゼウスの息子のヘラクレスが登場したしヴァルハラの登場でヘイムダルもジェーンもそこにたどり着いてたしもしかしたらソーのお母さんとかオーディンとかもいて今後関わってくるのかなあ。
何より大英雄ヘラクレスvsソーの戦いは確実なのでギリシャ神話以上の迫力のあるソー第5弾を期待。