みひろ

ソー:ラブ&サンダーのみひろのネタバレレビュー・内容・結末

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

▼良かったところ
クリスチャン・ベールはヒーローをやらせてもヴィランをやらせても最高。
ヤギ。
マット・デイモン。
ナタリー・ポートマンかっこいい。
嫉妬しちゃうストームブレイカーかわいい。
ソーの背中のタトゥーwwww
ドヤ顔でサンダーボルト振り回すラッセル・クロウうける。
色のない世界の表現すごい。
ソーとラブちゃんの親子やりとりかわいい。
苦難続きだったソーにもやっと新しい家族ができてよかった。このまま幸せになってほしい。

▼気になったところ
・ソーとガーディアンズとの関係
あれで終わり?特に何か絆が生まれたわけでもなく。必要だった?クリス・プラットが愛を説く台詞はテーマに繋がってて良かった。
監督も脚本家も違うからエンドゲームのラストとの繋がりが薄くなるのは仕方ないけど、もうちょっと何かできなかったかな……
というかこれはエンドゲームの方が悪い。ソーの続編にガーディアンズをガッツリ出すわけにもいかないし、今作の序盤で別れることは決まってたようなもんだから、エンドゲームのラストで無駄に一緒に旅する流れにしたのがよくなかったと思う。
まぁそういう何だったの?感も含めてギャグになってたからタイカ・ワイティティすごい。

・コメディとシリアスのミルフィーユやぁ
それがタイカ・ワイティティ監督作の良いところでもあるし、ラグナロク(バトルロイヤル)では上手くミックスされてて楽しめたんだけど、今回はちょっとくど過ぎて違和感あったかな……
子供達が拐われて今から助けに行くぞ!ってときにイチャイチャされても、いやすぐそばで子供達の親泣いてるぞ!そんな場合やないやろ!ってツッコミたくなった。

※ここからエターナルズとムーンナイトのネタバレもほんの少しだけ(予告見たらわかるレベル)書いてます。

・神って何?
ゴアの目的は全ての神を殺すことで、ゴアが持ってるネクロソードは神を殺す剣で、神々の集会みたいなのもあり、今作ではかなり"神"っていう存在にスポットライトが当たってたけど、結局"神"って何?
今までのMCUでは、"ソー達アスガーディアンは異星人であり、大昔に地球に来訪したアスガーディアン達を見て地球人が北欧神話を作った"っていう設定だったから、神っていうのは役職とか称号みたいなもんで、生物学的にはただの異星人だと解釈してたんだけど、ここにきて"神を殺す剣"とかそんな"部長を殺す剣"みたいな物が出てきて、神とは????ってなった。
エターナルズで他の異星人とは異質な上位存在として描かれていたセレスティアルズも普通に神々の会議に参加してた(覗いてた)し、ムーンナイトで異星人とかじゃない精霊的な?ガチの神っぽい存在が出てきたし、マジでMCU世界の神って何????
今までは"いろんな神がいるんだな"って感想で済んでたところを、今回変に神々の集会とかやって神をグループ化しちゃったことで"どこまでその神に入るの?"って余計な疑問がずっと頭を巡って集中できなかった……
シリーズすべての整合性を取るのはめっちゃ大変だと思うけど、一言でいいから説明入れてほしいな……

とか文句言いつつ、これからもMCU作品は全部観ます。Ms.マーベルおもろい!シーハルクとワカンダフォーエバー楽しみ!
みひろ

みひろ