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ソー:ラブ&サンダーのばんばんのネタバレレビュー・内容・結末

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ネガティブなのを読みたくない人はお戻りください。



全体的にふわふわしててよくわからない設定…。
神さまってチート過ぎて一番寄り添えるキャラがヴィランだし、彼がかわいそすぎる。
恨みをソードに利用されたのはわかるけど、でもなんか…多分ゼウスをはじめとしてソーは勿論神さま全般ほぼアホで同情できる描き方じゃない。
ヴァルハラも戦闘中に死ななければ行けないはずなのでは…? 病気と闘ったということ…?
ムジョルニアも健康にするんじゃなくて力吸い取ってんじゃん……?

あとね、LGBTに気を遣うなら子どもの死や病人にも気を遣った作品をつくってもいいんじゃないの? そろそろ、さあ~!
登場人物たちにゲイだと表明させたり、普通に存在している描写をやめろって言ってる訳じゃなくて、死を娯楽にするなよそこで人が動揺したり泣いたりつらくなるのは当たり前じゃん!
映画はそんなもんて言う人もいるだろうけど、それにしてもなんかまちがってる気がするのですよ。
ジェーンと同じ病人が、ジェーンのように命を長らえるよりヒーローの道を選べるか? 人々の役に立てたと心安らかに死を迎える事ができるのか? 神さまに祈るしかない人たちに何を見せる気なの? 諦めろと? 実際病気と闘うのが精一杯なのにどうしろと。

また、子どもたちに戦闘訓練をするのが、アスガルド人がそもそもそういう人たちだとは思ってもちょっとしんどかった。

タイカ・ワイティティ監督ってあまり良い人ではないというか…ラグナロクがおもしろかったけど今回わるい面が隠れず出ちゃったような印象になってしまったよ。
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