このレビューはネタバレを含みます
タイカ・ワイティティ節全開!という映画でした。
普通、IMAX,アトモスと3回見ました(笑)
全体的にギャグたっぷりで見てて楽しい気分になれますね。
ただ、ギャグ入れたすぎて、停滞してるなというシーンが結構多かった印象もあります。
全体的にサクサクストーリーが進んでいくので、その印象も相まって、より気になってしまう気もします。
ムジョルニアとストームブレイカーの関係だったり、ギャグとしてもストーリー進行上としても良いものもあったのでそこは素晴らしいです。
マット・デイモンとムジョルニア持ってスケートしてるのはめっちゃツボりました(笑)
その中でも素晴らしかったのはやっぱりゴアです。
クリスチャン・ベイルの演技があるからこそのキャラクターに仕上がっていました。
影の国に着いたときの尋問のシーンとかジョーカーばりの狂気を見せてくれました。白黒の映像と相まって不気味さが増してました。
あそこからのラストシーンの娘を思う優しい父の顔。
本当に素晴らしいキャラクターです。ウェン・ウーといいフェーズ4のヴィランは演技派の大物俳優を起用し、ヴィランに奥深さを付与して物語の深みが出てきていると思います。
ラブアンドサンダーということもあり、ソーとジェーン、ソーと武器たち、ゴアと娘、3つの愛がうまく絡み合ってました。
ラストのタイトルの伏線回収も気持ちいい!
爽快で気持ちのいい映画でしたー!