人が死ぬ、死ぬ、死にまくる。
徐々に明らかになる因縁。
何年にもわたってたまった人々の怒りの爆発。
以下ネタバレ
後付といえば後付なのだが、あのとき傷ついたのはローリーだけでない、街全体の呪いとして掘り下げていてとってもよかった。
病院でみんなが別の精神疾患患者を勘違いで追い詰めてしまうシーンは近年でも出色の出来。団結して悪を絶とうと呼びかけて盛り上がる様子に背筋が凍る。まさに行き過ぎた正義。近年の社会情勢的にも考えるところが。
もちろん一番悪いのはどう考えてもブギーマンなんだけどね。
最終的には、ブギーマンの正体というか、なぜ不死身なのかになんとなく答えが出されるんだけど、わりと納得できる感じだった!
カレン役のJudy Greer、ジェイミーリーカーティス、ウィル・パットンら役者陣もわりに豪華で楽しいし、とにかく躊躇なく行われる恐怖の殺人祭りも楽しい。
ラストでGHOSTなのも最高。