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ハロウィン THE ENDのshimakanのレビュー・感想・評価

ハロウィン THE END(2022年製作の映画)
3.4
ハロウィンついに完結。
噂通り賛否両論納得の内容。今作は前作『KILLS』で描いたハドンフィールドの闇をさらに具体化したオリジンストーリーのようにも思える。2019年のハロウィン、シッターをしていた青年コーリーは誤って子供を突き落としてしまう。ここからのOP。この時点で今作の軸はコーリーと確信。マイケルとローリーは今回はサイド側。ゴア描写も抑えめで落ち着いた完結編に仕上がってる。が、ラスト20分。一作目の回想を交えながら展開するローリーとマイケルのストリートファイトは感情が込み上げるほど燃えた。カーペンター親子の劇伴が光る。マイケルは結局なんだったのかと言う部分に立ち戻るが、自分が思うにマイケルは人々が作り出した幻覚のように思う。マイケルは町の中では都市伝説化している。撃たれても刺されても蘇るマイケル・マイヤーズはそんな存在だったのかもしれない。
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