ぼずごん

海辺の映画館―キネマの玉手箱のぼずごんのレビュー・感想・評価

4.0
大林監督の遺作。必ず映画館で観なければ、と上映館が思いの外増えない中、都心に出てようやく鑑賞。晩年の、特に「この空の花」以降のメッセージ、タッチが最高潮に達した作品。まだまだ足りない、これでもか、とばかりに3時間、役者のセリフ、ナレーション、テロップで思いのたけを訴え続けるパワーにただただ圧倒された。こんなタイプの作品は観たことがない。映画作家としてのプライドと使命感が成せた技だと感服させられた。
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