海辺の映画館―キネマの玉手箱の作品情報・感想・評価

海辺の映画館―キネマの玉手箱2019年製作の映画)

上映日:2020年04月10日

製作国:

上映時間:179分

あらすじ

「海辺の映画館―キネマの玉手箱」に投稿された感想・評価

日本のKING of POP
instagramやTikTokのやうな映畫であつた。
鑑賞予定

余命宣告され激闘中の大林宣彦監督の最新作です。
「HOUSE」を観て、独特の世界観と映像の虜になり、尾道三部作、「花筺」へと『映像の師』と仰いできました。
真似して8ミリフィルムでショート映画を作ったこともあります。

先生の 《命尽きるまで使命をまっとうする姿》 に従い、
私も《 生きている証を遺して逝こう》と思っています。
BT

BTの感想・評価

4.0
コレを単なる作品として評価するなら高得点は望めまい。部分的に見るとまるでアマチュア作品のようだし、メッセージ性が強すぎる。脚本だってもっと煮詰めればもう少し短くも出来たろう。
だけどコレは100%大林映画だし、大林監督の集大成だ。
大林監督の強い思いを受け止めてきました。よくぞこの作品を世に遺してくださいました。
我々の年齢だと理解出来るエピソードが、若い世代には難しいかもしれません。それでも、若いみなさんにこそ是非とも見てもらいたい作品です。
試写室にて拝見しました。スコアは付けられません。
小夜子

小夜子の感想・評価

3.5
時空を超える奇想天外なお勉強ムービー。日本の戦争史を幕末から振り返るので、情報量が多いけど、ヒロインの娘がめっちゃ可愛いので最後までついていけます。
はじめ・・・・なんだこれ?と思いました。
朴とつとしたうまいとは言えないナレーション、奇天烈な映像は走馬灯のように切れ切れの断片で、意味不明。
・・・・でも、不思議と飽きは来ずそのまま見続けて、30分ほどしてようやく細かい短編のような作りになり、中盤でこの映画ものすごい重たいぞ??と、メッセージ性強い作品であったことに気づき、そのまま最後まで見て・・・圧倒されました。
なにが?といわれると難しい。けれどこの時代にあの年で闘病中でこれだけ力強い作品を作る監督の底力に圧倒されました。
ピアノを守る少女・千津子役として出演しました!広島にある被曝ピアノ(ベヒシュタイン)を実際に弾くという貴重な経験をさせていただきました。

ものすごい映画体験です!4月公開!
是非是非劇場へ足をお運びください😊
Haruka

Harukaの感想・評価

3.5
TIFF2019
花筐をみてから大林宣彦監督の作品が気になっていたからこの機会にみれて嬉しかった。
私は内容よりも映像美の素晴らしさにうっとり。(内容は所々難しくて私の理解度じゃついていけなかった
前半は展開が早く、短編の話が続きなかなか着いていくのがやっとだったが
後半に入り雰囲気が変わった。
ズシンと来る内容。
これ程日本人同士で争いをしていたのかと改めて感じる、これまでのどんな作品よりも心に残りました。
 常盤貴子が東京国際映画祭で言った「走馬灯を見せられた」という感想以上に言い得た言葉はないと思うが、僕なりに感想を残しておきたい。

 大林宣彦の『2001年宇宙の旅』だった。でもキューブリックは行間で表したが、大林監督は世界最高齢のラッパーと化して隙間なく脳内に畳みかけてきた。

 前作を超える支離滅裂さなのに前作を超える傑作。これはもう物語とかそんなんじゃない。メッセージだ。おそらくは遺言の下書きなんだ(遺言に点数なんかつけられない)。

 新人がとか、常盤貴子がとか、稲垣吾郎がとかではない。他の演者も含め役者の知名度とかは本作にはどうでもいいことだ。全員が大林監督にとって一つ一つの駒だ。その意味では吉田玲(新人)も強力な手駒として、立派に盤上にいた。

 作品ありき、の映画だ。それもまだ誰も観たことのなかった、または今後誰にも創ること不可能なもの。きっと、右に習えの人にはなかなか届かないでしょう。一般受けは難しい。でも生涯忘れられぬ金字塔となった観客がアチコチにいるだろう。

 たとえば僕にはこんな声がした。しゃがれたあのか細い声が、宇宙から↓

 「人類が争いを止めることはできない。それはこの国でもホラご覧の通り、歴史が証明しているでしょ。人類は核爆弾を街のど真ん中に落としたあと、なおも強力な兵器を保有しているゾ。おい日本人よ、特にそこの若い人、そっちへ行くなよ。僕はもういなくなるからいい。でも君らの人生はこれからじゃないか。そっちへ行くな!」
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