海辺の映画館―キネマの玉手箱の作品情報・感想・評価・動画配信

「海辺の映画館―キネマの玉手箱」に投稿された感想・評価

え!何これ?
大林監督だからのキャスティング?業界内にファン多そうだし

戦争と映画史をショートムービーで再現して振り返るんだけど、その演者が面白凄い

戦争だし日本人には"ピカ"だけでも連想されるほどに畏怖として焼き付けられているのか発せられるたびに心がザラつく

中原中也は国語の教科書で習った記憶しかないなー
chacole

chacoleの感想・評価

4.5
開始20分くらいまでは「何コレ?」でしたが、その後どんどん引き込まれ、最後は涙が出て胸がいっぱいになりました。
一人で何役も異なる時代の人物を演じるところが、輪廻転生を思わせました。
少しの登場シーンにも、意外な俳優さん、お久しぶりの俳優さんが多数出演されていたので、名前を探すのも楽しいです。
久しぶりに女優としての中江有里さんを観ましたが、変わらず清楚で美しかったです。
『雨降りお月さん』など古い唱歌や中原中也の詩の言葉の美しさを再確認しました。
いぶき

いぶきの感想・評価

3.7
大林監督が昨年に逝去されていたことを知らず、遺作となったこの映画が大林監督の故郷題材となると、悟っていたとしか思えない。
鞠男さんは大林監督であることを示唆するヒントが節々とあったのだけれど私が勝手に感じただけかもしれない。
そうだとしたら監督は映画の中で誰を探していたんだろうなぁ。

トーキー様の写法
花筐より全然よかった。
大林宣彦が出身地であり、これまでにもロケ地として拘ってきた尾道が舞台。閉館が決まった映画館で戦争映画のオールナイト上映会が開かれるというストーリーで、比喩性とメッセージ性に富んだ作品である。

映画館を訪れた3人の若者が映画の世界に迷い込むという設定はウディ・アレンの「カイロの紫のバラ」の逆バージョンといった趣き。敢えて合成っぽく仕上げた画面編集は大林作品の特徴でもあるし、近年流行しているリアリティ重視の映画に対するアンチテーゼとも受け取れる。高橋幸宏による棒読み気味のナレーションも、その傾向を強調している。

しかし、テロップ周りの垢抜けなさや、台詞とテロップの両方で挿入される古い文献からの引用は少々説教臭く、それが「わざと」なのかちょうど良いバランスとして取り入れられているのか分からない部分も含めて、何とも言えない居心地の悪さを感じたのも事実。

詰まるところ、幕末は勿論、太平洋戦争だって、監督の年齢から考えて、実際の記憶は無いはずで、反戦のメッセージを掲げるのなら、若い世代と協力して現代の客層に伝わる手法を取り入れて欲しかった。映画館で居眠りするシーンが多いけど、ユーモアとしてやっているのなら勘違い甚だしい。
おふみ

おふみの感想・評価

3.0
戦争は付和雷同な国民性が招いた、という言葉に深く共感。最後に伝えたいことを全て盛り込みたい、という監督の気持ちが溢れ出ている作品でした。
ファンタジーな反戦映画と言ったところかな。反戦映画って結構好きな部類なんだけどこれはなんかところどころよくわかんなくて見終わるのに少々疲労感が。
でも「敵も味方も互いに人と認め合えば世は穏やかだ」ってセリフにはぐっときた…
ピカッで即死…
ドンで生き地獄…
どちらにしろ悪魔の所業😔
それを何万発も未だ世界は持っている😡
ひたすら長い…
まだまだ俺にはこの作品の良さはわからない😣
苦行だった…
d3

d3の感想・評価

3.6
映画鑑賞とは作り手たちの意見を聞く行為である。
映画を鑑賞するとき、「さあ俺を楽しませてみろ」と言わんばかりの姿勢で見ることも楽しみの一つではあるが、基本は作り手たちの主張に耳を傾ける場である。
映画はタイムスリップを可能にする。観客は絶えず映画と繋がっており、映画の世界へいつでも入っていける。
映画で過去は変えられない。しかし映画から過去を学ぶことができれば、未来は変えられるだろう。同じ俳優が繰り返し違う人物を演じることで、人間の本質とは普遍的なものであり、過去の人間と現代に生きる我々は繋がっていることが提示されている。
過ちは繰り返される可能性を秘めているが、その火種を見つけて消してきたのも人間である。
Shun

Shunの感想・評価

3.5
独特すぎる、世界観。
古今東西日本の戦争
未来をもっともっとハッピーにしてほしいは大林監督の最後のメッセージか

「文明開化と人云ふけれど
野蛮開発と僕は呼びます」
ゆい

ゆいの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

歴史と映画のコラージュの様な、他にはない映画。面白い!ただ、歴史、映画史、中原中也の詩への私の教養がもっとあればもっと楽しめただろうなって思った。分かる部分(小津安二郎の戦争への向き合い方など)は充分に楽しむことができた。

赤髪(召集令状)を、おめでとうって持ってくるシーン、涙が出た。お国の為に、名誉なことって大事な人を戦争に送り出した人々の思いを考えるとやりきれない。おめでとうって言いながら配達する人の気持ちも。
戦争の悲惨さを忘れないように、しなければ。沢山の映画を見続けて、考え続けよう。


memo
・白虎隊...16,17歳の武士の青年たちが飯盛山で城が焼けるの(実際は焼けてない)を見て自決した
・娘子隊...会津戦争において中野竹子らにより自発的に組織された女性だけの郷里防衛隊。竹子は説①額に銃弾を受け戦士、妹優子は介錯して首を回収した②竹子は胸に銃弾を受け優子に介錯を頼んだ
・介錯...自死の手助けをすること
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