うえまつ

ハスラーズのうえまつのレビュー・感想・評価

ハスラーズ(2019年製作の映画)
4.0
職業差別、性差別、資本主義の弊害を直視させられる作品。

ジェニファーロペスの演技にかけた熱意が圧巻なのは言わずもがなだったり、クライム系で痛快に犯罪を描くことへの批評だったり、実際の犯罪行為に対しての感想だったり、色んなレビューがあった。

私はこれを「爽快だよ!」と聞かされて観たら、全然爽快でもなんでもなくて、辛くなった。

セックスワーカーへの差別。
女性差別。
資本主義によって広がる分断。
周縁化される人。

そういう諸々が、“ノンフィクション”であるが故に辛くなった。
うえまつ

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