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彼女は夢で踊るの六のレビュー・感想・評価

彼女は夢で踊る(2019年製作の映画)
4.0
閉館が迫るストリップ劇場が舞台
自分はこういった歓楽街には縁のない人生だが
社会勉強のためにも一度くらい行っとくべきなのかも
興味だけは人一倍あるしな〜

ストーリーはもっとドロドロなのかと思いきや
めっちゃ純愛!まっすぐな恋を見せられた
もちろん踊り子さんの裸のシーンもあるが
誰かと観に行っても気まずくならないくらい
それはそれは妖しくも美しい映像だった
Radioheadの「Creep」
松山千春の「恋」
と使われている音楽も踊り子さんの世界観と融合してたし
海辺で踊るシーンはマジで幻想的で魅入ってしまった。


確かに今はネットで簡単に女性の裸が見れてしまう時代
とは言え昔ながらのこういった文化が廃れていくのは
昭和生まれとしては寂しい気持ちになるね
まあその儚さに魅せられてしまうのかもしれんが

自分の知らない世界はまだまだあって
それは時代と共にひっそりと消えていっている
もしこの劇場がまだあったら、ロケ地巡りとかこつけて行ってみたかったな。
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