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アラビアンナイト 三千年の願いのTENのレビュー・感想・評価

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面白くも眠い、眠くも面白い。
物語研究家とジンのボーイミーツガールかと思いきや、物語が紡ぐ物語、愛と欲望のファンタジー。

物語を語るには愛と欲望、そして喪失と苦痛を伴ってなければ物語としてのリアリティを帯びないのかもしれない。全てが妄想かもしれないし全てが真実かもしれない。しかし豊かな人生には豊かな物語が付き物だし、現実でも想像でも人間(生き物)らしさが出ない所に語るべき「物」は何もない。自分を見つめ苦痛を内包しながら欲望のために生きようぜ、とか?

一つ一つ観てて面白かったんだけど掴みどころがふわふわしてて終わってもふわふわだった。
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