にまみれも

0線の女狼群のにまみれものレビュー・感想・評価

0線の女狼群(1960年製作の映画)
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見事なまでに分かりやすい、東宝的オーバーアクション演技。
いっそここまで清々しいくらいに、過剰演技だと、こちらも安心して劇画を読んでる感覚で眺められるというもんである。

むしろ、背景の小物や風景の方が、面白かった。
「ほう、この時代の上野駅とか、こんな感じなんだ」「取り調べ室の筆記用具が、まだ硯と筆?マジか」「あー、この時代の田舎は、こんな感じで食器を洗ってたんだ」などなど。

肝心の話の方は、まぁ「貸本劇画」か「週間アクション漫画」でした。