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スミス都へ行くのparkoldiesのレビュー・感想・評価

スミス都へ行く(1939年製作の映画)
4.4
黄金期ハリウッドの名作古典中の名作をやっと鑑賞。

やっぱり「アメリカの良心」を体現したジェームズ・スチュワートはこの役にもってこいですね。歴史的にも混乱する30年代アメリカでこのような政治ドラマが作られていたとは…

ジーン・アーサー演じる秘書が素晴らしかったですね。美しさもさることながら、スミスを子供のように見守る姿が泣けます。あの愛は母の愛ですね。"クラリッサ"という名前がキーになっているようですが、あれは結局何を表現したかったのかは分からず… サミュエル・リチャードソンの小説に『クラリッサ』というものがあるそうです。何か関係があるのかな?笑

あとテイラーのやることがあくどすぎて、あそこまでやるのは流石にヤバいだろと思いました笑

全体的に黄金期ハリウッドの強さを感じさせる素晴らしい人間愛にあふれた作品でしたが、ただ、最後が急転直下すぎて少し拍子抜けしてしまいました。あと、議長が良い人で泣けた。
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