みっくん

1917 命をかけた伝令のみっくんのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.0
「1917」100点満点中80点
日本と金(制作費)の掛け方が違うなと率直に感じた。今作は戦争映画をほぼ1カットで撮っています。凄いのは同じ場所で撮影し続けるのでなく、登場人物が移動し続け、行く先々で素晴らしい舞台セット、装飾がきちんと描いてることです。本編最初の40~50分、登場人物が歩き続けるにも関わらず、一切の照明やカメラの映り込みがなく、登場人物と同じ戦場に居る感覚でした。同じ1カット作品「カメラを止めるな!!」が話題になりましたが比べ物になりません。まだ2作とも観てない方は、真っ先に「1917」観ることをオススメします。ストーリー事態はシンプルだが、1カットでより登場人物の視点で描けており、ラストシーンも結構感動しました。セットの規模も含め、日本じゃまず作れません。改めてハリウッドの実力を目の当たりにしました。
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