グリーン

1917 命をかけた伝令のグリーンのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.6
第一次世界大戦の最中、二人の兵士に任務が言い渡された。

それは明朝までに1600人の最前線の兵士達に、作戦の中止命令を伝へに行くものだった。

ワンカットで表現されている、戦争ロードムービー。

ワンカットといっても擬似ワンカットであるらしく、上手くフィルムをつないでいる。

ワンカット、長回し作品は時々みますが全編ワンカット風と言うのはあまりないような。

今作においてよく見ると比較的繋いでいる場所がわかりやすく、暗くなったり、障害物越しに撮影されていたりと、ここで繋いでいるなとわかります。

ブライアン・デパルマはフィルム時代にワンカット長回しを使っていて「レイジング・ケイン」のビルの最上階から地下の死体保管室までの、「カリートの道」の駅での銃撃戦などは繋いでいるようにさみえませんでした。

やはりワンカットは作品世界への没入感が強く現れて来てすばらしい。

ただ、移動している距離が、どう見ても鉄道の一駅間ぐらいしかないのではないかと思ってしまう。

そんなものなのか?
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