ハヤシ

1917 命をかけた伝令のハヤシのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.1
インドにて上映初日(1/17)に観た。ワンカット作品。ストーリーはほぼ無いが、戦闘と休息の緩急が印象的。戦場の距離感や塹壕の奥行きが感じられ、前線の荒廃と非戦闘地域の美しさがシームレスに繋がるところに戦争の持つ不思議さを感じもする。そして、この撮影手法により無名の兵士たちの存在感が強調される。主人公と無数のエキストラをある意味で対等に描いている感じが、戦争映画として好み。わずかな時間スクリーンに登場するインド系(シク教徒)やアフリカ系の英国兵士の存在も個人的にはインパクトがあった。
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