にんべん

1917 命をかけた伝令のにんべんのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.8
とにかく戦争を「体感」する映画でした

文字情報はほとんど無く、ただただ主人公と一緒に戦地を駆け巡るだけ
それだけだからこそリアルな戦地に圧倒されました

他の映画とは違い、敵はもちろん味方の視点すら1つも無い
主人公の視点のみ
だから敵が何処に居るか全く分からない緊張感や場の臨場感が凄まじい

後半は思わず涙が止まりませんでした
感動とかではなく、主人公の姿を見ると、勝手に

俳優の使い方が贅沢すぎる
コリンファース、マークストロング、ベネディクトカンバーバッチ
皆ちょい役として出てるの震えませんか?
マークストロング最初足だけ写って顔が見えないんですけどめちゃめちゃイケボですぐ気づきました笑

戦争映画にあまり触れてこなかった身ですが、シンプルなストーリーで戦争の残酷さも痛いほど伝わるので私のような戦争映画初心者にも優しい作品でした

IMAXで観て良かった…画面が大きいし四方八方から音が聞こえるので本当に戦地に居るかのような感覚でした
体感2回くらい撃たれて死んだ

これから観る人は是非IMAXで鑑賞して欲しい
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