岩井記朗

1917 命をかけた伝令の岩井記朗のレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.9
これまで観た戦争映画のどれにも似ていない。画期的と言われたプライベートライアン公開当時、冒頭のノルマンディ上陸作戦のシーンがあと五分続いたら劇場を出ていたと語る知人がいて納得したが、今作品の方が格段に恐怖感がある。戦争は悲劇しか生まないと伝える傑作であり、アカデミー賞作品賞ノミネートも納得。蛇足でしかないサブの邦題はなんとかならないものか。そこだけが残念。
岩井記朗

岩井記朗