元が短編だったらしく、その短編だったらしい冒頭部分はめちゃくちゃ良いと思ったんだけど、そのあとけっこうついていけなくなり、眠くなってしまいなんとか耐えつつ見てたら予想だにしない結末でえ！？夢！？って思って結末に触れてるレビュー読んでわたしが見たものは夢じゃないことを確認し、で、あれば本当にわりと理解の域を超えてしまって大混乱が生じている。これは実質「テネット」かもしれない（テネットではない）。
彼女に起きた出来事はたしかにものすごく気の毒なんだけど、10年後に自分の周りにいる男性をあまりに蔑ろにしてないか……、と。しかも、わたしにはその蔑ろになんの批評性も象徴性も感じられず。。。予告から勝手にもっと人生めちゃくちゃにしてでもあの男子と生きていくぞという気概のある人の物語を期待してしまっていた。
ただし、この物語、小説だったらどハマりしてた可能性が高いのでノベライズ版出て欲しい。見ている最中は物語とわたしの間にまったく埋められない距離感が生まれてしまったんだけど、見終わって見たら「共感はないがハマる」タイプの物語のように思えてしまって。配信化されたらもう一回見よう……
