病気を患っているミラが、不良少年のモーゼスと出会いカラフルな日々を送るが、刻一刻とその楽しい時間がだんだんなくなっていき、どうなってしまうのかという話。
病気ながら全力で人生を頑張っているミラにはとても励まされた。彼女の演技が上手く、まるでほんとにミラがそこにいるんだという感じが観ててとれた。
反対に、モーゼスはミラのことが好きなのに、どこか戸惑ってしまう役を演じた。ヤク中や盗みを働くものの、ミラの事はやっぱり忘れられない純粋な少年のようだった。
この2人が出会う世界線は運命のようで、ミラにとっての病気との短い人生だったが、ミラの人生の中に残ることであろう幸せの時。
モーゼスも彼女と出会ってとても忘れられない時間を過ごせたと思う。
モーゼスの人生はどうなっていくのかも描いて欲しかった。
音楽も世界観もどれも2人の短い恋にマッチしていたと思う。
実際に僕自身も泣いてしまった。
感動系が好きな人には是非みてもらいたい作品でした。
