死せるお豆腐

異端の鳥の死せるお豆腐のレビュー・感想・評価

異端の鳥(2019年製作の映画)
3.9
混沌により人間、生物の命がここまで軽視されてしまう世界線が実際にあった、という事実だけでつらい

アパルトヘイト然り、見た目や信仰対象が違うというだけで排除する それが人間の宿命かのようにただ淡々と、善悪の境目を曖昧にしていく そうしていないと存在意義がなくなるかのような、一種の洗脳、ファシズム、同調圧力 人間はこういう環境にとことん弱いよなあ
逃がしてくれたり、家に置いてくれたりする人たちに生かされ多少の希望がちらつくのもとにかく生き地獄

3時間近く半殺し状態が続くので、私は長野のおはぎか、と錯覚しました
死せるお豆腐

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