あやこ

一人っ子の国のあやこのレビュー・感想・評価

一人っ子の国(2019年製作の映画)
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「一人っ子の国」(2019)
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ちゅうごくは、じんこうがふえすぎたので、
ひとりっこせいさくをはじめたのです。
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教科書に載ってた知識しか持ってなかったけど、
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35年間施行されたこの政策…
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鬼畜でしかなかったんやな。
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「国を愛することは、政府と党を愛すること」
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という考えを徹底的に植えつけられる国民。
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中国という国で、一党独裁制の思想以外を持つことは、
こんなにも難しいのかと。 -
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・国中にプロパカンダが貼られる。
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曰く
「一人っ子政策に違反したら全財産を失う 」 「堕ろせ!流せ!2人目は産むな!」
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・2人目妊娠中の妊婦は、追いかけ回されて堕胎手術をされる
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・橋の下のゴミ溜めに、医療廃棄物の袋に入った胎児
- - ・1人目を産んだ女性も、
産後10日で避妊手術
- - ・産まれた2人目の子と豚小屋に隠れていたら、
役人に連れていかれた
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・2人目を持った家族は、
家を打ち壊されたり、家畜を取られた
- - ・朝 自転車で街を回ると、捨てられた赤ん坊が4、5人は拾える -
・政府ぐるみで人身売買をしていて、
買った子供は海外の養子縁組用へ
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当時、我が子を役人にとられた親たちは、一様にこう言う。
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「仕方なかった」
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いのちに関わる辛い決断を政府に下される無力感
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洗脳されてるから、
政府に抵抗するという気持ちは起こるわけもなく。
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政策によって金満中国となり
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安泰安泰!
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と思いきや、
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老人を支える若者の働き手が足りなくなった
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一人っ子政策は終わり、
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新たにふたりっ子政策が布かれる
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国中の、一人っ子政策のスローガンは打ち捨てられ、
跡形もなくなり
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「若者に弟妹を!老人に働き手を!」
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「1人は少ない、2人がいい」
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という新たなスローガンが貼られる。
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テレビでは、キラキラの衣装で舞い踊り、
「ふたりっ子政策は素晴らしい」
とにこやかに歌うプロパカンダ番組。
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うん…
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ひとこと言えるのは、
狂ってる…
てことかな…
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#あやこキネマ#一人っ子の国
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