これまた、アダム•ドライバーが出演しているのが観た理由。
アダム・ドライバーがスカーレット・ヨハンソンと息子との生活を取り戻すためにロスに引越したばかりの何もない部屋で、雇った敏腕弁護士との無情な争いを避けるために、お互いの話し合いで決着をつけようとしたシーンが非常に印象に残った。
なにもないガランとした部屋。互いの考え方を伝えあおうとするけどが、ヒートアップする程に本心とは違う言葉でしか表現できなくなる。そして非情な言葉を浴びせ合う。ここまで来ないとある意味で本心を伝え合う事ができなかった2人、でもどうにかしたかった2人の想いが痛さとともに観る側に伝わった。
けれど戻るこたとはできなかった…。
かなりの名シーンでした。
うまくいってたけれど、うまくいかなかった夫婦。されども新しいカタチで家族という関係性は継続していく。切ないけれどそれが現実としてあり得る。
