ハニーボーイのまのネタバレレビュー・内容・結末

一緒に観た人とこの映画の評価の違いで少し険悪になりました。

努力ってみんなが同じようにできることじゃないと思う。
自分の悪いところを自分自身が嫌と言うほどわかっていてうんざりしていて、認められたいのに事態をどんどん悪くしてしまって、負の連鎖をずっとループするようなどんどん沼にハマっている状態のとき、そこから抜け出すにはやっぱり外からの人の手が必要で、でもその手を取れるか、助けてと言えるかどうかってやっぱり大きいと思う。
本当は誰も傷つけたくない、大切にしたい、それでいて自分の存在を認めてほしい、そういう感情で押しつぶされているシーンが随所で描かれてたせいで、私はこの父親に対して、彼なりに頑張って生きていた人だと思ってしまう。子供に対して何かをしてあげたいと思ったことがないような親とは違って。もちろん世間的には同じ毒親でしかないんだけど。