ツッコんだら負け👻
鬼太郎実写版。ゲゲゲのゲ~!!!
予算が少ないのか、なんなのか、各自、自腹でドン・キホーテにでも行ってきて用意したお手製のコスプレを披露しているみたいな映画。
ハロウィンのコスプレしている素人さんの方が、クオリティが高いんじゃなかろうか?
衣装は、観てるうちに慣れてくるから特に問題にはならないけど、砂かけ婆をジジイが演じてるのだけは、まったく理解できない。
ジャケ写でいうと一番右端にいる婆みたいなジジイがそうである。
さらに言うと、この砂かけ婆、砂じゃなくて煙を使って攻撃する。
それぞれキャラクターになりきって演じてくれるなら、それはそれで多少のことは目をつむるけど、それすらないのでゲゲゲのゲ~である。
他にも今作には、おなじみの妖怪がたくさん登場するけど、まったくワクワクしないのは何故だろう?
凧みたいというか凧の一反木綿、人間Verになると何故か顔が怖くなる。
一反木綿さん、足見えてるよ!
目玉おやじは、図工の時間で作った自由工作みたいなクオリティ。
声が、田の中さんなので目玉おやじだけアニメから飛び出したみたいだ。
鬼太郎のお友達の"悪魔くん"も登場。
ただ、この"悪魔くん"は一般中学生Aなので、最後まで"悪魔くん"に見えないのが特徴。ただ、自分が勝手にあの"悪魔くん"と勘違いしたのがいけないんだけど、もしかしたら、あだ名が"悪魔くん"というそこらへんにいる男の子だったのかもしれない。
リモコン下駄なのに下駄を持って殴って攻撃したり、何故か貴族の恰好をしているぬらりひょんがただのエロジジイだったり、余貴美子さんが出演してるのに時代を感じたりと、他にもツッコミどころがたくさんあるけど、ツッコんだら負けなのでこのへんにしておく。
水木先生が、出演してるのが一番の見どころ。
お話自体は良いので、アニメで観たかったなぁ。