クリスマスイヴだったので、クリスマス関連のものを、と選んだ一作。
単純なラブストーリーかと思って観ていたら、ちょっと切なく、でも重すぎない内容だった。
主人公のケイトは、日常に対して無気力に生きていたが、トムというひとりの男性に出逢い、少しずつ生き方を変えていく。
その人の人格を形成するのは、その人の行いが全て。といった感じの台詞が登場するが、どんどん人と成りが変わっていくケイトを見て、まさにその通りだなと感じた。
ロンドンのクリスマスで彩られた街並みもだし、
劇中至るところで流れるクリスマスソングも最高!オーナメントショップでエルフの格好をして接客する姿には憧れた。最初から最後までクリスマスを味わえたのでそこもひとつの見どころ。
Wham! Last Christmas の歌詞を深く読み取れるラストだった。