無言の時間が多いことが印象に残りました。
どうしてこの言葉を選んだのか、こんな行動をとったのか、鑑賞者なりに解釈することを楽しむ作品だと言えます。
特に公衆電話で夫に結婚とはなにかを問うたあとガチャ切りするシーンは十人十色の捉え方がありそうです。
私は夫の結婚に対する考え方を引用したとすると、自分は夫に同じ感情を抱けないと思ったから決断したのではないかと感じました。
以前に登場したごはん処の夫婦は理想の関係として描かれていたように思いますが、そうなれないことを強く実感したのではないかと。
私は未婚ですが、結婚したことのある人はまた違う場面に共感を抱けそうです。
