このレビューはネタバレを含みます
まず今回の映画は監督のラナ・ウォシャオスキーの精神的なリハビリ映画だということを踏まえるとなんなく合点がいく。
今作の事前知識として、ウォシャオスキー姉妹(元兄弟)の両親が亡くなりショックを受けていたラナがネオとトリニティが夢に出てきて気分が軽くなったため復活させたとのこと。
こうなると妙に変なギャグを連発したりメタ的に前作をネタにしたりしているあたりもなんとなくわかるが、個人的には序盤のネオが普段のキアヌリーブス過ぎることのが100倍笑った
ラストシーンでトリニティの覚醒によってマトリックスの世界をネオと一緒に作り直すと飛び立つシーンで終わる
ネオは救世主ではあったが、トリニティと2人でなら創造主になれるというオチだったのだろう
これ以上の続編は別に作らなくてもいいが、この映画のネオとトリニティがウォシャオスキー姉妹の明るい未来を創っていってほしい