Hiro

マトリックス レザレクションズのHiroのレビュー・感想・評価

4.1
Filmarksに投稿するのはいつぶりだろうか。
さながら人生という名の廊下を歩き続けた結果の微弱な老化の果てのレビューなのだろうか。
長らくハマっている韻を踏むが如しの親父ギャグはさておき、レビューに移ろう。
時は2021年某日、横浜JRタワーの映画館で友人と鑑賞。
フライデーズで食した後、本映画を見ました。
なんだかもう日記みたいだ。
こんなご時世なので映画館から遠ざかっていて、久々のスクリーンでの鑑賞だったけど、最新?の怒涛の音響に圧倒され、初めはうるさい程に感じていたが耳慣れしてきた辺りからは迫力ある音と映像に瞬く間に時が経っていた。

この作品は過去のマトリックスを見ている人には嬉しいオマージュ的要素がいくつかあり、中学生の時に見た衝撃的なマトリックスを思い出し興奮のるつぼ状態だった。

ただ予想していたよりはアクションシーンが乏しく、洗練さや華々しさに物足りなさを感じた面もあった。ミサイルを跳ね返すネオには正直笑ってしまった笑。

加えてどうしても過去作との比較をしてしまう辺りに、シリーズ物の難しさを感じた。映画界もあらゆるジャンルで作品が作られネタ切れなのかもしれない。それでも次々に作り出すクリエイターさんの皆さんには感服です。

初代マトリックスから20年強が過ぎ、当然ながらキアヌもキャリーアンモスも年を取ったが、このコンビをまた見れた事は嬉しかった。

このシリーズではバーチャル世界や、人間と機械の戦争、愛等がテーマだと思うが、今後人間社会は進化(見方によっては退化)を続けた先にどうなっていくのか。

デジタル化、機械化、自動化、目まぐるしく動き続ける社会で一つの世界観を提示してくれた壮大なマトリックスシリーズは非常に印象的だ。

総じてエンターテインメントにどっぷり浸かった鑑賞時間でした。

続編を楽しみにしてます。
Hiro

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