18年ぶりの新作。
続編というか完全に後日譚。
過去三部作とは直結させずにスピンオフと考えたほうがいいかも。
旧作それぞれに対する世間の評価をちゃんと受け止めて制作された感じがするのは好印象。
全体の雰囲気は一作目に近い。
セルフオマージュも大量投入。
ただ、あまり過剰な自作品イジリはどーなん?
物語の軸はネオとトリニティの愛。
年月の経過に意味を持たせてくれたカフェのやりとりとかしみじみと感慨深い。
大掛かりに見えてわりとコンパクトでプライベートな世界観でしたね。
タイトルの「Resurrections=復活」がおなじみの聖書からの引用なので、人類の命運を左右するような展開があるのかと軽く期待しちゃいました。
映像やアクションは普通にハイクオリティ。
衝撃!斬新!みたいなシーンはなかったけど。
あと、ローレンス・フィッシュバーンとヒューゴ・ウィーヴィングの不在が痛すぎる。
キアヌがモッサリしたのは特濃オッサンズが抜けた穴を埋めるためだったのかな。