「一作目で止めときゃよかったのに映画」、ベスト3に確実に入るマトリックス・シリーズ。
3作目で地に落ちたのに、なぜか18年も経って続編?まぁ、想像通り蛇足の蛇足の蛇足という内容の作品となっている。
一番の驚きは、なぜこれにキアヌが出たかだな。
よほど執拗に頼み込まれたとしか思えない。
モーフィアス、スミスの両名は出演を断ったそうだが、正解だろう。
キアヌは素晴らしい役者なのだが、若い時に思いっきり身体能力を使い作った作品と並べられては、そのアクションがショボく感じても仕方ないだろう。
年齢に合った「ジョン・ウィック」シリーズなどはじつに魅力的だ。
それとヒロインのキャリーがもう・・・・見ていてかわいそうになってしまう。53歳であの全盛期の役はつらいでしょ。
蘇生されてまたマトリックスに捕らわれてましたってアイディアも悲惨。
「一作目は良かったよね~」って思い出に浸って見るしか、見所のない作品だろう。作った勇気だけは認める。
余談。
せめて
「機械によって特殊な2人の脳だけ再生されて、バイオコンピューターとして使われている」
ぐらいの衝撃が無いと、のこのこ生き返って出てこられてもひくだけだ。
そして、ラストにカメオ的に2人がちょっとだけ出演。だったら、無茶苦茶盛り上がったのに・・・・・
って言うか、「キャットリックス」作ったほうが売れるぞ!笑