ひろせも

バーニング・ゴーストのひろせものレビュー・感想・評価

バーニング・ゴースト(2019年製作の映画)
3.7
生と死が愛する二人を分かつ。
コクトーやラディゲを彷彿とさせるTHEフランス文学な主題。
でも完全に現代にシンクロナイズドされていて古臭さは感じなかった。
随所に出てくるビルに灯りが灯るパリ(?)の夜景が綺麗だった。
記憶がなく自分が誰かも分からず、目的無しに電車に揺られ流れて行く景色をぼーっと眺めていたら、愛する人をその中に見つけ、途端に自分が何者か分かった。って素敵すぎる。愛が根幹にある魂の在り方。
説明少ない語り口がスマートで柔らかくすんなり受け入れられた。
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