この映画の伝えたいテーマが、夢を追いかける人間にとって切実過ぎた。それに加えて制作陣の熱量もかなり熱い作品だったので、観ていてずっと圧倒されてしまい、鑑賞からなかなか記録できずにいました。
主人公がアイドル売りに路線変更し小コミュニティの中でお姫様になっていく流れは、全てがあるある過ぎて観ていてしんどかったです。目指すべき目標さえ定まっているのならばそれも良かったと思うけど、、、
オーディションの場面もそうだけど、自分自身のことをどれだけ理解できているかっていうのはすごく大事なことだなと思った。
上映終了後、主演の高山さんに何故俳優を続けるか質問した所、楽しいからという答えが返ってきて、やっぱりそれに尽きるよなあ〜とどうしようもない感情で胸がいっぱいになってしまった。本当に心の底からそれ以上のものはないです…。
たった一度体験した過去のあの輝きが忘れられないとか、それって夢を追いかける理由として上等すぎると思う。
もっと泥臭くても前に歩んで行きたいです。
本当に良い映画に出会えました。
まだ観る機会がありそうな人がいるならば是非鑑賞して圧倒されてほしいです！
