街の上でのsoratobiのレビュー・感想・評価

待ち焦がれた、"街の上で"。

人知れず、密やかに残るもの。
確かに其処にはあって、繋がっていくもの。


1本のメンソールのもらいタバコ
(のもらいタバコ)のように。

デッキのない
カセットテープのように。

買うつもりなくても必ず買ってしまう
いつもの古書店のように。

買わないけどふらっと寄ってしまう
いつもの古着屋のように。


今泉監督の描く、
"好きってなんだろう"のホームも此処に。