jp

街の上でのjpのレビュー・感想・評価

街の上で(2019年製作の映画)
3.0
この作品は静かに遠く離れた所から見守っていてくれていました。程良い間隔で見ていてくれました。
時間の流れが私の流れでした。
この耳や目で人と街、日常を感じました。そして愛してやまない下北沢がそこに居ました。
とてつもなく愛おしい気持ちになり帰り道の高架下もクソみたいな店長がいるコンビニも渋滞する環状線も全てが愛せそうな気持ちになりました。

とてつもなくよかったとは言い切れないですが皆さんもこんな作品を今求めていたのではないでしょうか?今です。

間違いなく私は欲していました。
スロウで温かかった。風や空も息をしていた。

私も日常の全てを遠く離れた場所からこんな風に見守りたいと思いました。
それは凄く耽美的でどうでもいいとクスクスと笑えるからです。
jp

jp