ばま

街の上でのばまのレビュー・感想・評価

街の上で(2019年製作の映画)
4.6
やっと観れた。
プロデューサーの髭野さんが出町座でトークショーするってことで、急遽みにいった。

「主人公、なにも行動しないよ」って聞いてたんやけど、本当にその通り。
逆に、よくこんなにも動かずに、映画が成り立つなぁ…って感心した。

もうね、好きなシーンがいっぱいあるの。
控室に行ったら、青Tシャツの白ズボンが置いてあるシーン。
女の子の部屋での2人で17分ワンカット
同じ話ばっかりする警察官。
消費期限切れケーキ。

なんかもう全てが愛おしい。可愛らしい。


あれ?若葉竜也ってこんなんだっけ?
って思って、しばらく分からなかった。笑
でも、観てるとだんだん馴染んできて。

「映画に大きいも小さいもない」って言う成田凌。
あれって本当の成田凌の言葉に聴こえてしょうがない。
この映画の成田凌って、もう成田凌そのものな気がしてならない。
めっちゃ好き。今まで観てきた成田凌で1番すき。
(あんなに出てるのに、1日しか撮影してないらしい)

トークショーで髭野さんが
「もう1つの主人公である街」って言ってて、
なるほどなぁと思った。
街が動いてるから、主人公の男が動かなくても
映画が成り立ってるのか、と。

今泉監督の映画って、あんまり意識して観たことなかったけど、色々観てみようと思った。
twitter荒れてるけど、めげずに頑張って欲しい。私はめっちゃ応援してる。
ばま

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