21.9.5
開始10分で嫌な予感がしましたが、駄作です。
前作の流れを期待すると、ビバリーヒルズコップでいう3作目みたいな感じに落胆します。
酷いカメラワークと破綻した展開が続き、1作目とは全く比較になりません。
作品が繋がっていないと言うか、前に起きた重要な事件に対するアクションがないまま、次に進むので頭の中が「?」になります。
冒頭で何の為に刑事の寝込みを襲って脅しをかけたのかさっぱり解りません。警察のその後の反応とまるで繋がらないんです。
それぞれのキャラも薄く、存在感がありません。
その他大勢みたいに処理できるくらいキャラ立ちしていないので、一体何が「リーサルウェポン」なのか解らないですね。
敵もドイツ人で黒人差別者でナチスを意識しているという、訳の分からない人たちなので、何がやりたくて暴れているのか意味不明です。
1作目の妻の事故死まで、後付けの様に「実は俺たちが殺したんだぜ」って本当に最悪の脚本です。結果「俺は怒った!個人として戦う!」と粋がる主人公。
傑作である1作目までダシにす使うな!
2は何度も何度も書き直した脚本だそうです。
脚本家も1作目の人間が降板したりと、トラブルがあったようなので、全て形として表れたのが本作なのでしょう。