一家にテクノと呼ばれるロボットがいることが当たり前になっている近未来を舞台にした作品。家族の一員となっていたテクノのヤンが突然動かなくなって彼を直すために奔走する主人公。そして、彼のメモリに残された映像を見て、いろいろな事実を知っていくといった内容。
正直、序盤からヤンが動かなくなってしまうので感情移入もしにくいような感じもしたが、その後描かれる一家の娘のヤンに対する思いやメモリに残された映像に愛おしさを感じてくる。
かなり静かな映画なので寝不足視聴はオススメしない。
大きなどんでん返しもないが、それがすごく味わい深いと感じる。