このレビューはネタバレを含みます
ものすごく泣いた。感動というよりとにかく悲しくて泣いた。しんちゃんってこんなに社会風刺?効いてたっけ……。救ってくれた、非のない五歳の子供を責め立てる茶色くて個性のない大人たちの図が怖かった。そういうストーリーだから仕方ないけど、なんで五歳のこどもになんとかしてくれ!救ってくれ!なんて頼めるんだろう。
保守的な大人たちの気持ちだってわかる。大事な家族を守るためには逃げないと。でも、悲しかった。勇気があるのはこどもたち。アニメの中でくらいおとなが先陣切ってこどもたちを守ってほしかったよ。
ななこおねいさんの絵は本当に愛しかった……。