クリスマスといえばやっぱりくるみ割り人形。今年も観られて良かった!
バレエは大筋は同じでも、演出家によってストーリーの解釈が違い個性が出るのが面白い。Kバレエ版はクララが大活躍で好き。そして美意識の高さは日本一。
中村祥子さんの、大事に扱わないと今にも壊れてしまいそうな繊細さと優美さ。一挙一動にうっとりしてしまう。遅沢佑介さんも、若き日の熊川哲也を彷彿とさせるような決まり具合にこれからがますます楽しみ。
舞台は生で観るのが一番とはわかっているが、こだわり抜かれた衣装やセットの細部まで見られるのはinCinemaならでは。なかなか本州には行けないし、映画館で上映してくれるのがとても嬉しい。