レイチェル

再会の夏のレイチェルのレビュー・感想・評価

再会の夏(2018年製作の映画)
4.0
とても静かで地味だけど素敵な映画。優しい空気感に実は力強い反戦のメッセージ。

第一次世界大戦直後のフランスの田舎。帰還兵で戦争の英雄なのに事件を起こした囚人と、彼を捜査する元軍人の判事とのやり取り。

戦争中の様子には、今こそ心に響く台詞がある。ロシア兵も戦争など反対なのだと。敵味方でこっそり終戦しようと計画したのだが…あれは、なんという…

妻と幼い息子の元へ帰りたいのになかなか帰らない彼の心情、あまりにも純粋で切ない。
ラストシーンにウルウル。
レイチェル

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