このレビューはネタバレを含みます
タイトル通りの喜劇。笑いの質が好み。
小池栄子の第一印象が変なキャラだというものだった。物語が進んで登場人物が増えるにつれ、どんどん小池栄子がまともに見えてきて、最後にはとても素敵な人になった。それは、出てくる人が悉くどうしようない人だらけだからでもあるし、ストーリーの展開の中でキャラクターの輪郭がはっきりしていったからでもあると思う。大泉洋もどうしようもない人だったけど、最後にはなんだかいい感じ。周りのどうしようもない人たちも関わりたくはないけれどとても好き。
2年後、東京ブギウギで踊り狂う関係者と、そこに交わらない小池栄子の画がとても好きでした。