グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇の作品情報・感想・評価

上映館(152館)

「グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇」に投稿された感想・評価

tuttle

tuttleの感想・評価

5.0
演劇的な邦画永遠に作られてほしい…小池栄子が大好き…
皆川さんの声で鼓膜破れるかと思った…
キャストが好きな人ばっかりだったので楽しみにしていました。
これって小池栄子が主演じゃん
ごめん、途中寝ちゃった。なんかキャスト良かったのに残念だなぁ
主人公・大泉洋のダメ人間ぶりの生々しさが良い。ダメさの中に、個々に持っている譲れないラインを示しつつ、一定の品をキープすること。誰にも知られたくない黒歴史を現在進行形のように描き、更に、済し崩し的に沈んでいくことで、剥き出しになる人間味が、如何にも原作・太宰治の凄さに。一方、ヒロイン・小池栄子の『千と千尋の神隠し』湯婆婆のような、声のトーンと独自なセリフ回しに最初は少し違和感があったが、主人公に付き添うのに振り回す妙なキャラと展開が良く、大泉洋がいつもより抑え気味なので、バランスは悪くない。

中盤までは小気味良く、行動と気持ちの行き違いやすれ違いを、因果応報のドタバタ喜劇とした、テイストの軽妙さとのマッチさが良い。タイプが違う美人女優が、各々、愛人を魅力的に描写するのは良いが、十数人いる愛人の設定なのに、3人しか登場しないことは肩透かしに。また、〈未完の原作〉以降のプロットは、まさかの夢オチかと思いきや、終盤のその後は、中盤までのリズムの良さが無く、悪くはないが、何とか纏めた感じに。

時代考証はあるのだが、喜劇に寄せるためか、戦後の時代背景が弱いのが残念で、思考や行動に関連することを、さり気なく加味して欲しかったが、トータル的には邦画喜劇としては及第点に。
jam

jamの感想・評価

3.8
気が多い、女好き、優しい…
田島周二はやはり太宰なんですね。
ひとりひとりに向かい合う時、
おそらく彼はそれぞれに真剣なんだと思います。

けれども、数多くの愛人よりも大切なのは、
離れて暮らす愛娘。
胸を張って娘に会うために、
愛人たちと手を切る決心をして。
そのために、ウソ女房を仕立てて、いざ…


オリジナルは舞台とのこと。
確かに、舞台で観たらまた違う面白さがありそうなコメディ。
小池栄子のカエル声を生で聴いたら笑い転げてしまいそう。
けれど、微妙な表情の変化はやはりスクリーンでなければ観られないから、映画で良かったかな…
ともかく、彼女をはじめとする女性キャストがそれぞれハマり役で良かったですね。

すっかり"薄幸"キャラが定着した木村多江
あの色香になら、松重豊もイチコロでしょう。

大泉洋、濱田岳、
この二人は間違いなく笑わせてくれます。
何気にいいヤツ、皆川猿時も。

"グッドバイ"と告げに行き
"グッドバイ"と囁かれ
男と女、どっちもどっち


個人的には、劇中のファッションが最高に好きで。
大泉洋の少しヨレた麻の白いスーツ
泥を落としてお粧しする小池栄子のワンピースやガーターベルト

目の保養、眼福でした。
まろ

まろの感想・評価

3.5
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:32/40
笑い😂:★★★☆☆
感動😭:★★☆☆☆
純愛❤️:★★★☆☆

小池栄子がすごくよかった😂
元は太宰治の未完の作品だそうです📖
それをケラリーノ・サンドロヴィッチが戯曲化し、今回映画になったと🎬

原作では主人公の田島は34歳。
それで妻子アリで、愛人を複数囲ってるというのだから、1歳しか違わない僕と如何ともしがたい差を感じる😂
優柔不断なダメ男ってところが母性をくすぐるのだろうか、とにかく女性はみんな田島にゾッコン。
女にだらしなかった太宰治らしい内容である(笑)

田島は極度の寂しがり屋ってのと、闇市で儲けていて金銭的余裕があったから、こんなことになっていると思うのだけど、終戦直後の日本だと、仕事と女以外にやることはなかったのかもしれない🤔

修羅場はありつつも重い話ではまったくなく、コメディかつ「幸せは身近にある」っていうシンプルなメッセージなので観やすい作品です😊

しかも、この映画は主演2人の配役がよかった✨
田島の優柔不断な感じは大泉洋にピッタリだったし、キヌ子の男勝りでたくましい感じは小池栄子にピッタリ。

特に、小池栄子はあの独特の声の出し方(原作通りカラス声にしたらしい)や言動がおかしくて、この映画は彼女のためにあると言っても過言ではないほど、女優としての彼女を際立たせていたと思う。
ああいう女性は好きです🤩
つき

つきの感想・評価

2.0
良かったのは女優陣と戦後モダンファッション。
それ以外は…ごめんなさい自分には合わなかった…
上旬

上旬の感想・評価

4.0
よかった!成島監督は今時珍しいクラシカルな風格のある映画が作れる人だ。『八日目の蝉』でも思ったけど。

小池栄子はやはり素晴らしい女優。ダミ声は最初はどうかと思ったけどやはり彼女の素の声では成立しない役だし、必然だったと思う。

画づくりがよく、特に映画館の美術は素晴らしい!『人間失格』のギラギラしたルックではなく『カツベン』に最近だと近い。ただ、リアルなセットだけど舞台的な照明がさらっとあったりしてすごくよい。

前半は少し鈍重だけど、後半から怒濤のような残酷な展開になっていく。チャップリンが言ってたけど、まさに「バナナで滑って転ぶのは引いた画でみれば喜劇だ、しかし本人の顔をアップで映せば悲劇だ」ということ。かなり個人的には辛かったんだけど、ハッピーエンドだったのでよかった。正直泣いた。

脚本もよくできていて、なんてことないセリフや小道具が伏線になっていたり。さすが奥寺さん。信頼できる。部下の濱田岳も「大切なのは結局金だったのか?」と揺さぶってくる重要な役どころになっていてすごくよかった。

期待していなかったけどすごくよかった!こういうのがあるとすごく嬉しい。
HAL9000

HAL9000の感想・評価

3.0
塩胡椒が足りない。

大泉洋さん主演というよりは小池栄子さんが主演の作品。
小池栄子さん、八日目の蝉ですげえって思ったのだけれど、脇役続きだったと思うので、いよいよって感じ。
なのに、キャラ設定のせいかかなりトリッキーで持ち味が活かせてなかったかも。
もっと自然な演技でも行けると思うのだけど。

美術とか結構凝ってた。

脚本は、ちょっとぼんやりしてたかな。キレが無いというか、塩胡椒が足りて無いというか。

コメディなんだけど毒が無いのでホンワカしてた。

ちゃんとヤキモキはしたので、その辺は良かった。
それと、hisにつづき戸田恵子さん無双でした。
あの声は素敵すぎる。


あと、金歯。
pc

pcの感想・評価

4.3
無駄のない豪華なキャストとキャラクターしかいないし、とにかく小池栄子がよかった!
ぽこた

ぽこたの感想・評価

5.0
すっごく心があったかくなって、終わったあとじわじわ感動がこみ上げてくる映画。

小池栄子がこんなに美しいなんて知らなかった。
明るくてバカで優しくて不器用で、、
こんな素敵な女性になりたいと思いました。

映画館内のあちこちでクスクスと笑い声が湧き上がって、一緒におんなじ場面で笑えることがとても嬉しかったです。

ラストシーンは涙が止まりませんでした。
見終わって数日経った今でももう一回見たいなぁとその映画のことばかり考えてます。
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