がん告知、余命半年という宣告を受けた妻とそれを支える家族の話。
実話ベースとのことだが、自分は友人として果たしてここまで出来るだろうか。デインは彼らの家族の一員となっているように感じた。
好きな人が苦しむのを見るのは誰だって辛い。だからこそニコルの友人達も徐々に離れていったし、本人もそれは最初から分かっているようだった。だが、家族はそうはいかない。デインも友達という立場であれば支えることをやめても良かったのかもしれないが、彼はそれ以上のものを2人に感じていたのだろう。ニコルが逝ってしまったあと、マットと子供達と全く変わらないすっきりとしたデインの表情が印象的だった。