トルーマンバロウズ

アメリカン・ビッグフットのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

アメリカン・ビッグフット(2017年製作の映画)
1.8
アメリカのとある田舎町、この町で正体不明の大きな毛むくじゃらの怪物が目撃されるようになった。
刑事トムは調査の結果、その怪物の正体が伝説の獣人ビッグフットであるとわかるが・・・・。

グレムリンのビリー役で有名なザック・ギャリガン主演の田舎町を襲う巨大獣人ビッグフットの恐怖を描いたB級ホラー映画。
最近のB級映画はやたらCGを使うことが多いがこの映画のビックフットはCGではなく着ぐるみ【といってもスーツアクターの目と口がモロバレである学生の映画研究会が自作したレベルのクオリティ💦】だったのは手作り感があってよかった。
しかしストーリーのほうはめちゃくちゃ退屈でビックフットが頻繁に出てくるが、特に大暴れするわけでもなくちょこちょこ人を殺していった展開は何とも言えない残念な感じがした。
スプラッター描写もほとんどなく何のために登場させたのかもわからないキャラクターなど脚本の劣悪さが響いていた。
ラストのまるで監督がやる気でもなくしたのか何の解決もしていないのに一方的に終わる終わり方は非常に消化不良だった。
全体的には主演のザック・ギャリガンを心の底から愛しているファンでもない限りは見る必要のないB級映画だった。