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失くした体のchangyeのレビュー・感想・評価

失くした体(2019年製作の映画)
3.3
日本にはない独特の世界観のアニメ。

子供の頃からの何でもない日常のひとつひとつが、記憶に残り、回想されて行く。
太陽の光を受ける感覚。
海辺の砂が手のひらを流れて行く感覚。
そんな回想するのは、主人公じゃなくて、主人公の「手」。

ストーリーは、切断された主人公の「手」がもと居た体のそばへ向かう大冒険。なかなかエグかったり、痛かったり、ハラハラさせられながらも、ようやく行き着いたもとの体は、歓迎してくれるわけでもなく…なんか切ない。
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