りょうた

失くした体のりょうたのレビュー・感想・評価

失くした体(2019年製作の映画)
3.5
ナウフェルは物理的に失ったのは手であるが、でもこれまでの生活で心そのものが失われていた。
切断された手が戻るというのは、手の記憶を通じて心を取り戻すという比喩であって、現実ではない。
アニメーションで描かれているがゆえ、現実と非現実が区別できなくなっていてそこも良い。